最新 地学事典 「口永良部火山」の解説
くちのえらぶかざん
口永良部火山
Kuchinoerabu volcano
屋久島の西約12kmに位置する,琉球弧北部の火山フロント上にある安山岩質火山。気象庁の活火山名は口永良部島。複数の火山体の集合からなる東西約13kmのひょうたん型の火山島をつくる。約50万年前以降活動していると考えられる。島の中央部にある古岳(657m)と新岳(626m)が現在も噴火や噴気活動を続ける活動的な火山体。歴史記録に残る噴火はすべて新岳で発生しており,1841年以降多くの噴火記録がある。火砕流を伴った2015年の噴火では全島民が島外避難した。
執筆者:下司 信夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

