口汚・口穢(読み)くちぎたな

精選版 日本国語大辞典の解説

くち‐ぎたな【口汚・口穢】

(形容詞「くちぎたない」の語幹) くちぎたないこと。また、そのさま。

くち‐ぎたな・い【口汚・口穢】

〘形口〙 くちぎたな・し 〘形ク〙 (「くちきたなし」とも)
① ものの言い方に品がない。聞く方が不快に思う言い方である。あしざまである。悪態をつくさまをいう。
※発心集(1216頃か)五「それは別の果報の人ぞ、口きたなくて言ふべからず」
※いさなとり(1891)〈幸田露伴〉五四「我が娘を嫁かなんぞのやうに口汚(ギタナ)く叱り罵り」
② 食い意地が張っているさまである。くいしんぼうである。⇔口ぎれい。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
くちぎたな‐げ
〘形動〙
くちぎたな‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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