口汚(読み)くちよごし

精選版 日本国語大辞典 「口汚」の意味・読み・例文・類語

くち‐よごし【口汚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 飲食物が粗末であったり少量で満足を与えなかったりすること。他人食物をすすめる時などに、へりくだったいい方として用いる。
    1. [初出の実例]「口よごしとは過言也初がつほ」(出典:雑俳・柳多留‐三八(1807))
  3. 口先でその場かぎりにごまかすこと。媚(こ)びへつらうこと。
    1. [初出の実例]「Cuchiyogoxini(クチヨゴシニ) ユウナ」(出典:ロドリゲス日本大文典(1604‐08))

くち‐ぎたな【口汚・口穢】

  1. ( 形容詞「くちぎたない」の語幹 ) くちぎたないこと。また、そのさま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む