精選版 日本国語大辞典 「口汚」の意味・読み・例文・類語 くち‐よごし【口汚】 〘 名詞 〙① 飲食物が粗末であったり少量で満足を与えなかったりすること。他人に食物をすすめる時などに、へりくだったいい方として用いる。[初出の実例]「口よごしとは過言也初がつほ」(出典:雑俳・柳多留‐三八(1807))② 口先でその場かぎりにごまかすこと。媚(こ)びへつらうこと。[初出の実例]「Cuchiyogoxini(クチヨゴシニ) ユウナ」(出典:ロドリゲス日本大文典(1604‐08)) くち‐ぎたな【口汚・口穢】 ( 形容詞「くちぎたない」の語幹 ) くちぎたないこと。また、そのさま。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例