口腐(読み)くちぐされ

精選版 日本国語大辞典 「口腐」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぐされ【口腐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もし破ったら口が腐ってもよいの意で、決心したことを決して破らないと誓うときに用いることば。
    1. [初出の実例]「口腐(クチクサ)他人扶助は仰がじと定めし」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉五)
  3. 鯉や金魚などに起こる病気。口の中がただれて最後にはあごが落ちる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む