精選版 日本国語大辞典 「口見」の意味・読み・例文・類語
くち‐み【口見】
- 〘 名詞 〙
- ① 魚「ふえふきだい(笛吹鯛)」の異名。
- ② 酒の味加減をみること。味見。利酒(ききざけ)。
- [初出の実例]「口見だといって〈略〉鍋で幾杯となく沸して飲むので」(出典:土(1910)〈長塚節〉一五)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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