口誼(読み)こうぎ

精選版 日本国語大辞典 「口誼」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぎ【口誼・口儀・口義】

  1. 〘 名詞 〙 口頭挨拶(あいさつ)を述べること。また、その挨拶。
    1. [初出の実例]「冷え者の口義かしまし大歳(くれ)の湯や」(出典:雑俳・筑丈評万句合(1746‐48))
    2. 「互に時候の口儀(コウギ)も了れば」(出典:諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android