口遅し(読み)くちおそし

精選版 日本国語大辞典 「口遅し」の意味・読み・例文・類語

くち‐おそ・し【口遅】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 口のきき方がおそい。口が重い。口べたである。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「又、くちをもし、くちをそし等也」(出典:名語記(1275)九)

口遅しの派生語

くちおそ‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

口遅しの派生語

くちおそ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android