古刊本(読み)コカンボン

デジタル大辞泉 「古刊本」の意味・読み・例文・類語

こ‐かんぼん【古刊本】

刊本の古いもの。特に、慶長・元和(1596~1624)以前の刊本。また、中国の宋・元版以前の刊本をいう。古版本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古刊本」の意味・読み・例文・類語

こ‐かんぼん【古刊本】

  1. 〘 名詞 〙 刊本の古いもの。特に、慶長・元和(一五九六‐一六二四)以前の刊本。また、中国の宋・元版以前の刊本。古版本。
    1. [初出の実例]「地口、物は付、冠付と云へる事も亦其起原は猥褻にありしこと古刊本(コカンボン)にて知り得たり」(出典面白半分(1917)〈宮武外骨〉政教文芸の起原は悉く猥褻なり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android