古女房(読み)ふるにょうぼう

精選版 日本国語大辞典 「古女房」の意味・読み・例文・類語

ふる‐にょうぼう‥ニョウバウ【古女房】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古くから仕えている女官
    1. [初出の実例]「ありし後、おのがさまざままかでちりにしふる女ばう」(出典:増鏡(1368‐76頃)一五)
  3. 年をとった妻。老妻
    1. [初出の実例]「古女房(フルニョウボ)は足の裏の飯粒と思はれ」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android