古子持(読み)ふるこもち

精選版 日本国語大辞典 「古子持」の意味・読み・例文・類語

ふる‐こもち【古子持】

  1. 〘 名詞 〙 子をもった老年女性幾人も子を産んだ女性。
    1. [初出の実例]「ふるこもちなどは、髪のすそ細う、色青びれなどしたればこそ、心苦しけれ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)つぼみ花)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android