20世紀日本人名事典 「古川義三」の解説 古川 義三フルカワ ギゾウ 大正・昭和期の実業家 フィリピン・ダバオの開拓者。 生年明治21(1888)年6月15日 没年昭和60(1985)年8月11日 出生地滋賀県 学歴〔年〕東京帝国大学卒 経歴大正3年フィリピン・ダバオに古川拓殖を設立。マニラ麻産業に携わりダバオ商工会会長、日本人会会長を務めるが、日本の敗戦により事業が潰える。戦後、ダバオ再進出を試みるが果たせず、昭和38年南米・エクアドルにマニラ麻会社を再建。日本人移民を受け入れて同国に繊維産業を興し、同国の経済開発に貢献した。著書に「ダバオ開拓記」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古川義三」の解説 古川義三 ふるかわ-ぎぞう 1888-1985 大正-昭和時代の実業家。明治21年6月15日生まれ。大正3年フィリピンのダバオに古川拓殖をつくり,マニラ麻産業に貢献し,商工会会長をつとめる。昭和38年エクアドルにマニラ麻会社を再建し,日本人海外移住者をうけいれた。昭和60年8月11日死去。97歳。滋賀県出身。東京帝大卒。著作に「ダバオ開拓記」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by