日本歴史地名大系 「古怒田村」の解説 古怒田村こぬたむら 神奈川県:足柄上郡中井町古怒田村[現在地名]中井町古怒田東は半分形(はぶかた)村、西は山田(やまだ)村(現大井町)、南は田中(たなか)村、北は鴨沢(かもざわ)村と接する。近世は初め幕府直轄領、寛永九年(一六三二)以後小田原藩領。「風土記稿」によれば元和八年(一六二二)小船(おぶね)村(現小田原市)の与次右衛門が怒田(ぬだ)原の原野を開き、郡内の怒田村(現南足柄市)と区別して小怒田村と称したといい、貞享二年(一六八五)の御引渡記録(県史四)に古怒田村とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by