中井町(読み)なかいまち

日本歴史地名大系 「中井町」の解説

中井町
なかいまち

面積:一九・七五平方キロ

大磯丘陵西部の標高一〇〇―二〇〇メートルの台地上に位置し、東は平塚市、西は当郡大井おおい町、南は小田原市・中郡二宮町、北は秦野はだの市と接する。東部をくず川、中央部を中村なかむら川と支流藤沢ふじさわ川が流れる。蜜柑・煙草を主産物とする畑作が圧倒的に多く、水田は一割内外、近年では酪農も盛んである。煙草栽培は近世後期にはみられる。

明治一九年(一八八六)大住おおすみ五分一ごぶいち村をくち村に合併。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中井町」の意味・わかりやすい解説

中井〔町〕
なかい

神奈川県南西部,大磯丘陵中部にある町。 1958年町制。町名中村と井ノ口村合体の際,両村名を合成してつけられた。酪農が広く行われ,野菜果樹を栽培。工場進出も著しく,住宅地化も進んでいる。東名高速道路秦野中井インターチェンジがある。面積 19.99km2人口 9300(2020)。

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