古情(読み)こじょう

精選版 日本国語大辞典 「古情」の意味・読み・例文・類語

こ‐じょう‥ジャウ【古情・故情】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昔うけた恩やなさけ。
    1. [初出の実例]「故情不忘」(出典明衡往来(11C中か)下末)
  3. 古い時代の事情。昔の有様
    1. [初出の実例]「後世の史家をして古情の一斑を窺ふを得せしめ」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android