デジタル大辞泉 「一斑」の意味・読み・例文・類語 いっ‐ぱん【一斑】 《ヒョウの毛皮にあるたくさんのまだら模様のうちの一つの意から》全体からみてわずかな部分。一部分。「研究の一斑を披瀝ひれきする」[類語]部分・箇所かしょ・ところ・部位・一部・一部分・局部・局所・細部・断片・一端いったん・一節いっせつ・件くだり・パート・セクション・点 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一斑」の意味・読み・例文・類語 いっ‐ぱん【一斑】 〘 名詞 〙 ( 豹(ひょう)の全身のうちの、一つの斑(まだら)の意から ) 全体のうちの一部分。一班。[初出の実例]「雖レ不レ足レ論二全豹一、亦可レ窺二天受之一斑一」(出典:日本詩史(1771)四)「此鼻に就て研究した事が御座いますから、其一斑を披瀝(ひれき)して」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三)[その他の文献]〔蘇軾‐又贈老謙詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例