日本歴史地名大系 「古戦場備中府志」の解説 古戦場備中府志(備中府志)こせんじようびつちゆうふし 五巻五冊 平川親忠(金兵衛・蘭風軒)著成立 享保二〇年 元文二年刊版本 国立国会図書館解説 備中の古城を郡別にあげ、城主とその系譜などを詳記する。ただし巻三のみ趣を異にし、「和名抄」に記された備中一一郡の郷名、「延喜式」神名帳の備中一八座、吉備の歌枕七二とその歌の例、備後国古城主を列挙する。古川(古河)古松軒が「予、下道ノ記ヲ見ルニ一トシテ其事実ナク、妄説ノミナリ」と厳しく批判するように(吉備の志多道)、記述内容には種々問題がある。活字本 吉備群書集成第五輯・備後叢書一一 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by