古流向(読み)こりゅうこう

最新 地学事典 「古流向」の解説

こりゅうこう
古流向

paleocurrent

地質時代において堆積物を構成する物質が,水や風によって運搬された方向。堆積岩中の堆積構造や組織から推定される。例えば,ソールマークリップル斜交層理,礫のインブリケーションパーティングリニエーションなど。地層変動を受けて傾斜している場合は,地層が水平になるように走向を軸として回転させて補正する。これを第一次補正(傾斜補正)という。地層が褶曲し,さらに褶曲軸がプランジしている場合は,褶曲軸を水平にして補正する。これを第二次補正(プランジ補正)という。タービダイト堆積物では,それらが示す古流向は堆積盆の長軸に平行する軸流と,それと直交する側方流に区分されることがある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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