日本歴史地名大系 「古荒新田村」の解説 古荒新田村こあらしんでんむら 山形県:酒田市旧平田郷地区古荒新田村[現在地名]酒田市古荒新田・新橋(しんばし)大町(おおまち)村の北方、最上川下流右岸、新井田(にいだ)川下流左岸に位置する。古荒新田遺跡からは土師器が出土し、古墳時代の集落跡とされる。古荒とは廃田の意で、のち復旧されたという。寛文四年(一六六四)の検地帳によると高一二九石余。貞享三年(一六八六)に開発者の碑を泉新田(いずみしんでん)村に建てたという(記念碑)。貞享年間には高一二二石余、家数一三(「村組付」飽海郡誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by