精選版 日本国語大辞典 「只取山」の意味・読み・例文・類語 ただとり‐やま【只取山】 〘 名詞 〙 ただで手に入れることをしゃれていう語。意味のない「山」を添えていうしゃれの一つで、主に江戸で行なわれた。只取山のほととぎす。[初出の実例]「酒を買ひませう。わしが勝(かっ)たら二百ただ鳥(トリ)山だよ」(出典:咄本・楽牽頭(1772)大根売) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例