召し符(読み)めしぶ

精選版 日本国語大辞典 「召し符」の意味・読み・例文・類語

めし‐ぶ【召符・召文】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「めしふ」とも )
  2. めしぶみ(召文)
    1. [初出の実例]「詔獄逮書諸侯太子幸臣とは、めし符をないて召ぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    2. 「Mexibuuo(メシブヲ) ナサルル〈訳〉領主召集令状を出す」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. めしぶみ(召文)
    1. [初出の実例]「三ケ度召符以後不参決事」(出典:近衛家本追加‐貞永元年(1232)一二月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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