栄養・生化学辞典 「可欠アミノ酸」の解説 可欠アミノ酸 非必須アミノ酸ともいう.食物の中に含まれていなくても欠乏症状の認められないアミノ酸,特にタンパク質の常在成分であるアミノ酸.普通の場合,A,C,D,E,G,N,P,Q,R,S,Yをいう.ただし,これらを完全に欠いたり,これらの中のいくつかのみを可欠アミノ酸源とすると,成長などに障害が出ることがある.また,シスチンはメチオニンが不足すると欠乏し,チロシンもフェニルアラニンが不足すると欠乏する. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報