ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「可溶性デンプン」の意味・わかりやすい解説 可溶性デンプンかようせいデンプンsoluble starch 高圧蒸煮または希酸などで処理して,わずかに加水分解を起させたデンプン。デンプン粒の形を保ち,白色粉末である。冷水には不溶であるが,温水または熱水に溶け,透明な粘性の少い溶液となる。化学的性質はデンプンと同じであり,ヨウ素デンプン反応は青色。糊料,薬品希釈剤,酵素の活性測定用などとして使われる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by