デジタル大辞泉 「冷水」の意味・読み・例文・類語 ひや‐みず〔‐みづ〕【冷(や)水】 1 冷たい水。れいすい。ひや。「年寄りの冷や水」2 冷たい水に白砂糖と白玉を入れたもの。江戸時代、夏に市中で売られた。[類語]冷水・冷や・水・ウオーター・生水・浄水・蒸留水・水道水・上水・井戸水・地下水・雨水うすい・雨水あまみず・天水・降水・氷水・温水・呼び水・誘い水 れい‐すい【冷水】 冷たい水。ひやみず。⇔温水。[類語]冷や水・冷や・水・ウオーター・生水・浄水・蒸留水・水道水・上水・井戸水・地下水・雨水うすい・雨水あまみず・天水・降水・氷水・温水・呼び水・誘い水 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「冷水」の意味・読み・例文・類語 ひや‐みず‥みづ【冷水】 〘 名詞 〙① つめたい水。ひややかな水。つめたい処遇の意にもたとえる。れいすい。ひや。〔羅葡日辞書(1595)〕[初出の実例]「飛石の足音は背より冷水(ヒヤミヅ)をかけられるが如く」(出典:たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉一三)② 清冷な水に白糖と寒晒(かんざらし)粉のだんごを加えたもの。江戸時代、夏季に、一わん四文ほどで市中を売り歩いた。[初出の実例]「昼は冷(ヒヤ)水を売り」(出典:浮世草子・万の文反古(1696)一)③ ( 「年寄の冷水」から ) 老人の異称。[初出の実例]「実盛はひや水らしい軍をし」(出典:雑俳・露丸評万句合‐明和四(1767)) れい‐すい【冷水】 〘 名詞 〙 つめたい水。ひやみず。[初出の実例]「幽巖夕忌龝風扇、冷水夜浮明月盃」(出典:殿上詩合(1056)泉石夏中寒〈源経信〉)[その他の文献]〔金光明経〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例