台南の孔子廟(読み)たいなんのこうしびょう

世界の観光地名がわかる事典 「台南の孔子廟」の解説

たいなんのこうしびょう【台南の孔子廟】

台湾島西南部の台南(臺南、タイナン)市にある、孔子を祀る廟堂。台湾各地にある孔子廟の中で最も古く、重要文化財に指定されている。台湾がオランダ統治から解放された1666年に、台湾初の孔子廟として建てられた。当時の台南は台湾の政治・文化の中心で、この孔子廟は台湾の最高学府としても知られるようになった。廟入り口の門には「台湾最初の学校」という意味の「全臺首學」の額が掛かっている。この孔子廟は何度も改修増築が繰り返されてきたが、現在の建物は、日本統治下の1917年の改修により誕生した。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む