台座後光を仕舞う(読み)ダイザゴコウヲシマウ

デジタル大辞泉 「台座後光を仕舞う」の意味・読み・例文・類語

台座だいざ後光ごこう仕舞しま

仏像から台座後光とを取り去ると威厳がなくなってしまうところから》面目地位などを失う。また、生命を失う。

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精選版 日本国語大辞典 「台座後光を仕舞う」の意味・読み・例文・類語

だいざごこう【台座後光】 を=仕舞(しま)う[=失(うしな)う]

  1. ( 仏像から台座と後光をとってしまうと、まるで威厳がなくなるところから ) 面目がまるつぶれになる。まったく失敗する。生命をうしなう。
    1. [初出の実例]「面白い切られう、脚腰立たぬ耄(おひぼれ)切外さして台座後光(ダイザゴクウ)しまふてくれう」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)六)

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