台引き物(読み)ダイヒキモノ

デジタル大辞泉 「台引き物」の意味・読み・例文・類語

だい‐ひきもの【台引き物】

客への土産として、膳部ぜんぶに添えて出すさかな菓子の類。
「ありがた加田海布かだめの―」〈浄・宵庚申

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精選版 日本国語大辞典 「台引き物」の意味・読み・例文・類語

だい‐ひきもの【台引物】

  1. 〘 名詞 〙 膳部に添えて出す蛸(たこ)海老(えび)などの肴、菓子の類。客に持ち帰らせるためのもの。
    1. [初出の実例]「二献めも御機嫌よく、お盃がかはって平のふた、有がたかだめの台引物」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)上)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「台引き物」の解説

だいひきもの【台引き物】

客に土産物として持ち帰らせるため膳に添えて出す、台にのせた酒の肴(さかな)や菓子類。◇「台引き」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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