台湾の総統

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台湾の総統

中国共産党との内戦に敗れた国民党政権が1949年に中国本土から台湾に逃れ、蔣介石しょう・かいせきが初代総統として独裁体制を敷いた。75年の死去以降も国民党体制が継続。その後民主化が進み、96年、国民党の故李登輝り・とうき氏が初の直接選挙で総統に選ばれた。2000年の総統選は民主進歩党(民進党)の陳水扁ちん・すいへん氏が勝利し、初の政権交代が実現。08年には国民党の馬英九ば・えいきゅう氏が当選。16年には民進党の蔡英文さい・えいぶん氏が当選して初の女性総統となった。総統の任期は最長2期8年。(共同)

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