台風の発生(読み)たいふうのはっせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「台風の発生」の意味・わかりやすい解説

台風の発生
たいふうのはっせい

北西太平洋において熱帯低気圧が発達し最大風速が 34kn(約 17m/s)以上になったと確認できたとき,気象庁ではそれを台風発生としている。北西太平洋においては,気象庁で台風と認定しないかぎり,台風が発生したとはみなさない。見解の違いで,気象庁で台風発生と認定しても,グアム島にあるアメリカ軍の合同台風警報センター JTWCが台風と認定しないときや,その逆のことがあるが,アメリカ軍は気象庁のつけた呼び名を用いることにしている。気象庁が命名しない場合には,アメリカ軍側では「名前なし」としている。(→台風の呼び名

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む