右近の陣(読み)ウコンノジン

デジタル大辞泉 「右近の陣」の意味・読み・例文・類語

うこん‐の‐じん〔‐ヂン〕【右近の陣】

月華門内、紫宸殿ししんでんの西向かいにあった陣座儀式のとき、右近衛府武官が詰めて警護に当たった。右近衛の陣。右仗うじょう

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精選版 日本国語大辞典 「右近の陣」の意味・読み・例文・類語

うこん【右近】 の 陣(じん)

  1. ( 「うこんえ(右近衛)の陣」の略 ) 紫宸殿(ししんでん)の西向かいの門、月華門(げっかもん)内にあり、儀式のとき、右近衛府の武官が詰めて警衛した場所
    1. [初出の実例]「右大臣兼右大将 実頼 立右近陣南方」(出典九暦‐九条殿記・五月節・天慶七年(944)五月三日)

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