右近次郎村(読み)うこんじろうむら

日本歴史地名大系 「右近次郎村」の解説

右近次郎村
うこんじろうむら

[現在地名]大野市右近次郎

赤根あかね川右岸にあり、北は篠座しのくら村、南は下舌しもした村。弘治元年(一五五五)一二月二六日の洞雲寺領寄進分田地目録(洞雲寺文書)に「小山庄内右近次郎村」とみえる。

慶長三年(一五九八)七月の右近次郎村検地帳(松田家文書)によれば、上田九町三反余・分米一四九・九四三石、中田一七町四反余・分米二六一・四四五石、下田一町八反余・分米二六・一八四石、畠一町三反余・分米七・九二石、分米計四四五・四九三石。同一一年頃の越前国絵図では高四五二・二五一石、正保郷帳では村高四五四・二五一石であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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