合い聟(読み)あいむこ

精選版 日本国語大辞典 「合い聟」の意味・読み・例文・類語

あい‐むこあひ‥【相婿・相聟・合聟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 妻が姉妹関係にある夫同士を、妻の親の立場、また夫同士の立場からいう称。互いに婿同士である人。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「この少将のあひ聟にて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)二)
  3. (しゅうとめ)と密通している婿。芋田楽(いもでんがく)
    1. [初出の実例]「姑のものと相聟で娵出る気」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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