少将(読み)ショウショウ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

少将 しょうしょう

鎌倉時代の遊女
曾我物語」では曾我時致(ときむね)の愛人で,手越(てごし)の少将とよばれる。曾我兄弟(あだ)討ちに手をかしたという。兄弟の死後,兄祐成(すけなり)の愛人の出家,京都で法然(ほうねん)に念仏をまなび,相模(さがみ)(神奈川県)の大磯(おおいそ)で往生をとげたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

少将

生年:生没年不詳
戦国時代の武家の女性。周防国(山口県)の国人領主吉見正頼の妻。陶氏と毛利氏の緊張が最も高まった天文23(1554)年,嫡子亀王丸(広頼)を陶晴賢に引き渡した。また急難を逃れるため,離別したと称して同国仁保荘にあり,吉見氏旗下の下瀬頼郷に手紙を出して武運を開くように頼み,城普請を指示。離別と偽ったり,合戦に対し指示を与えるなど戦略に通じた女性であった。<参考文献>『萩藩閥閲録

(田端泰子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しょう‐しょう セウシャウ【少将】

〘名〙
① 奈良時代に置かれた、中衛府・近衛府・外衛府、および平安時代以降に置かれた左右近衛府の次官。中将の次位にあるもの。左右近衛府では正五位下に相当する。次将。すないすけ。
※続日本紀‐神亀五年(728)八月甲午「又置中衛府。大将一人〈従四位上〉。少将一人〈正五位上〉」
② 女房などにつける呼び名。
※枕(10C終)一〇四「相伊の馬の頭の女少将、北野の宰相の女宰相の君などぞ、近うはある」
③ 中世以降、大将の下で、一部隊の指揮・統率をつかさどる者。
※武家名目抄(19C中か)称呼部「召古新の小将、吾雖武門、未曾知弓箭之術
④ 軍隊の階級の一つ。将官の最下位。中将の下。大佐の上。〔和英語林集成(再版)(1872)〕
※建白書(1873)〈山田顕義〉上「少将の司令する所の者也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典の解説

少将
(通称)
しょうしょう

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
去程恋重荷
初演
文政2.11(江戸・中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報