合戦場村(読み)かつせんばむら

日本歴史地名大系 「合戦場村」の解説

合戦場村
かつせんばむら

[現在地名]都賀町合戦場

現都賀町域の南端に位置する例幣使街道の街村。北東平川ひらかわ村、西は川原田かわらだ(現栃木市)。当村一帯も湧水地帯のため川原田とよばれ、川原田村から当村にわたってシラジ沼があった。大永三年(一五二三)宇都宮忠綱と皆川宗成との激戦跡ということより地名が生じたと伝え、シラジ沼も修羅地沼から転じたものという。慶安郷帳に村名がみえ、田一石余・畑二一五石余で下総古河藩領(「寛文朱印留」でも同様)。元禄郷帳では幕府領。改革組合村では下総関宿藩領と旗本藪領の二給で当村は合戦場組合の寄場であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android