日本歴史地名大系 「下都賀郡」の解説
下都賀郡
しもつがぐん
県南部のほぼ中央を占める。栃木市・
下都賀郡は明治一一年(一八七八)都賀郡が分れたことにより成立したが、それ以前は上都賀郡と合せて都賀郡として推移した。都賀の名は平城宮跡出土木簡に「都賀」とあるほか、天平勝宝四年(七五二)一〇月二五日の造東寺司牒(正倉院文書)に「都賀郡高栗郷五十戸」とみえる。近世には現佐野市の一部が都賀郡に属し、逆に現岩舟町の一部が安蘇郡に属した。なお現小山市域の一部に
〔原始・古代〕
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報