デジタル大辞泉
「合端」の意味・読み・例文・類語
あい‐ば〔あひ‐〕【合(い)端】
1 石積み工事で、積み上げる石と石との接合する部分。合い口。
2 鉄道で、レールとレールとの継ぎ目に残してあるすきま。高温の季節に鉄が伸長することを予想してあけてある。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あい‐ばあひ‥【合端】
- 〘 名詞 〙
- ① 石積み工事で、石を積み上げる場合の石と石との接合部分。合い口。
- ② レールを敷設する時、温度変化による伸縮を予想して、継ぎ目に設定するすき間。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の合端の言及
【石積み】より
…野石積みは,天然のまま,あるいは割ったままで,ていねいな加工をしていない石を乱積(らんづ)み(不整形積み)にするもので,日本の石垣などに多く見られるが,西洋の石造壁にもしばしば見いだされる。切石積みは,石材をていねいに加工して,合端(あいば)(石壁の表面に近い部分での石材の接触面)を密接させる工法で,通例,直六面体に仕上げた石材を水平な層にして並べてゆく。石材の大小に応じ,厚い層や薄い層ができても,いずれも水平に積む。…
※「合端」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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