合結(読み)あわせむすび

精選版 日本国語大辞典 「合結」の意味・読み・例文・類語

あわせ‐むすびあはせ‥【合結】

  1. 〘 名詞 〙 糸の結び方。二つの糸の両端少し出るようにして重ね合わせ、そこへ一結(ひとむすび)したもの。下の糸で「の」の字を書き、さらに下の糸と上の糸の間を通って「め」の字の形を作り、上の糸をその輪の中に折り入れて結んだもの。短い糸をつなぐのに用いる。
    1. [初出の実例]「つまつじをあはせむすびのかみこ哉〈上松〉」(出典:俳諧・崑山土塵集(1656)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android