吉彌結(読み)きちやむすび

精選版 日本国語大辞典 「吉彌結」の意味・読み・例文・類語

きちや‐むすび【吉彌結】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、若い女性のうしろ帯の結び方の一つ延宝一六七三‐八一)の頃、上方の歌舞伎俳優、上村吉彌が始めたもので、帯の端を片わなに結んで、鉛のおもりを入れて垂れ下げたもの。きちや。
    1. 吉彌結び〈菱川師宣画〉
      吉彌結び〈菱川師宣画〉
    2. [初出の実例]「帯のむすびは吉弥むすびとて」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む