20世紀日本人名事典 「吉村道明」の解説
吉村 道明
ヨシムラ ミチアキ
昭和期のプロレスラー
- 生年
- 大正15(1926)年9月19日
- 没年
- 平成15(2003)年2月15日
- 出生地
- 岐阜県岐阜市
- 学歴〔年〕
- 近畿大学卒
- 経歴
- 海軍志願兵として出征。復員したのちトヨタの関連会社を経て近畿大に入学。全日本学生相撲選手権で個人優勝(学生横綱)、2回の団体優勝にも大きく貢献した。昭和29年スカウトされ全日本プロレス協会に入り、31年駿河海を敗って全日本J・ヘビー級の2代目チャンピオンに。32年日本プロレスに移る。力道山やジャイアント馬場、アントニオ猪木、豊登や坂口征二らと組んで、アジア・タッグ選手権などのタイトルを獲得、“火の玉の闘魂”の異名をとる。回転エビ固めが得意技で数多くのファンをつかみ、48年引退。その後は母校近畿大相撲部で後進を指導した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報