吉田玉男(2代)(読み)よしだ たまお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田玉男(2代)」の解説

吉田玉男(2代) よしだ-たまお

1953- 昭和後期-平成時代の文楽人形遣い。
昭和28年10月6日生まれ。昭和43年吉田玉男に入門して吉田玉女(たまめ)を名のり,44年初舞台。50年国立劇場奨励賞,55年文楽協会賞,59年因協会奨励賞,平成4年国立劇場文楽賞文楽奨励賞などを受賞。20年,23年には国立劇場文楽賞文楽優秀賞,24年伝統文化ポーラ賞優秀賞,25年国立劇場文楽賞文楽大賞。時代物の立役(男人形)を得意とし,品格ある芸風でしられる。26年芸術院賞。27年2代吉田玉男を襲名。大阪府出身。本名は大西彰。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例