同口(読み)おなじくち

精選版 日本国語大辞典 「同口」の意味・読み・例文・類語

おなじ【同】 口(くち)

同種のもの。同類。また、同類のものとして扱うこと。同じように論じること。
浮世草子西鶴織留(1694)三「宿屋御無用と留て、酒吸物を喰れそんにして帰し給ふ人と同じ口には迷惑なり」
多くの人の言う、同じようなこと。異口同音
※蓮如御文章(1461‐98)文明五年二月一日「みなひとびとのおなしくちにまうされ候ほどに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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