名子浦(読み)なごうら

日本歴史地名大系 「名子浦」の解説

名子浦
なごうら

[現在地名]敦賀市名子

西にし浦一〇ヵ浦の一。ふた村の北、縄間のうま浦の南に位置する。宝暦八年(一七五八)名子浦との海論で、縄間浦は、

<資料は省略されています>

と、大永元年(一五二一)に名子浦が分村したことを主張しているが(石井家文書)、すでに明応五年(一四九六)の角鹿某折紙(秦家文書)に「三ケ浦山木之事、塩木之用所林是也、(中略)名子浦山同前たるへき者也」と、名子浦の名がみえる。

慶長三年(一五九八)の名子村御検地帳(明光寺文書)では、田一町五畝二一歩・畠二段九畝二六歩・寺地一段二畝五歩除地、村高一八・九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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