名見崎徳治(5代)(読み)なみざき とくじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「名見崎徳治(5代)」の解説

名見崎徳治(5代) なみざき-とくじ

?-? 幕末-明治時代浄瑠璃(じょうるり)三味線方
5代常磐津兼太夫(ときわず-かねたゆう)の子。富本節。安政6年(1859)5代を襲名。慶応3年4代名見崎八五郎に6代をゆずって引退し,2代得寿斎となったが,6代が病身のため再出演。のち,女役者の妻と旅興行に出,相模(さがみ)(神奈川県)厚木で客死。本名は小沢庄三郎。前名は富本兼蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android