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旅興行 タビコウギョウ

世界大百科事典 第2版の解説

たびこうぎょう【旅興行】

歌舞伎等の一座(劇団)が本拠地の都市を離れ,地方を巡回して興行すること。巡業,旅芝居ともいい,略して単に〈旅〉ということもある。地方都市で一座を迎え興行のすべての責任者となる者を請元(うけもと)といい,土地の顔役などが引き受けていた。旅興行は江戸時代から行われていて,多くは都会では不入りになる夏場に旅に出た。現在でも夏休み等をねらっての巡業が多く,また,移動芸術祭の秋巡業も毎年行われている。【阿部 優蔵】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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