名鳴女(読み)ななきめ

精選版 日本国語大辞典 「名鳴女」の意味・読み・例文・類語

ななき‐め【名鳴女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 自分の名を呼んで鳴くというところから、一語と誤解してできた語 ) 「古事記‐上」で、使いに出されて復命しない天若日子責任を追及するために葦原中つ国につかわされた雉のこと。現在では「雉、名は鳴女」と読み、「雉で名を鳴女というもの」と解している。
  3. 雉の異称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android