出雲(いずも)の国譲りの際高天原(たかまがはら)から第二の使者として派遣された神。弓矢を授かって地上に降りたが、大国主命(おおくにぬしのみこと)の女(むすめ)の下照比売(したてるひめ)と結婚して8年間復命を怠った。雉(きじ)がその理由を問うために派遣されたが射殺してしまい、矢は高天原に達したのちさらに地上に投げ返され、その矢に当たって死んだ(『古事記』)。『旧約聖書』のニムロッドの矢と同一で返し矢型説話といわれるものである。この神は反逆者として扱われているが本来は首長の象徴としての弓矢を持って地上に降りる者であった。「日」が太陽の意なら、若い太陽神であり、天照大神(あまてらすおおみかみ)を小型にしたような神。女性神の稚日女尊(わかひるめのみこと)(『日本書紀』)と対比される。
[守屋俊彦]
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...