デジタル大辞泉 「后がね」の意味・読み・例文・類語 きさき‐がね【▽后がね】 《「がね」は接尾語》将来、后になるはずの人。后の候補者。「かういふ幸ひ人の腹の―こそまた追ひすがひぬれ」〈源・少女〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「后がね」の意味・読み・例文・類語 きさき‐がね【后がね】 〘 名詞 〙 ( 「がね」は接尾語 ) 将来皇后に予定されている方。后の候補者。きさいがね。[初出の実例]「今日明日、女御后がねなどの、対に住み給はんには」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)「太政(おほき)おとどの、きさきかねのひめ君ならはし給ふなる教へは」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例