精選版 日本国語大辞典 「君を思うも身を思う」の意味・読み・例文・類語 きみ【君】 を 思(おも)うも身(み)を思(おも)う 主君のためを思うのも、結局は利害のつながりをもつわが身が大切だからである。〔俳諧・世話尽(1656)〕[初出の実例]「惟喬君の御代になれば、小野の館は没収されよふも知れませぬ世の中。君をおもふは身をおもふ、旗色のよい方へ付が当世で有ふ」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)五立) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例