君子は義に喩り、小人は利に喩る(読み)くんしはぎにさとり、しょうじんはりにさとる

故事成語を知る辞典 の解説

君子は義に喩り、小人は利に喩る

立派な人物は、それが正義であるかどうかをすぐに考えるが、つまらない人物は利益になるかどうかとすぐに考える、ということ。

[使用例] そこがそれ、小人は利にさとるとかなんとかいって、目の前へ儲けてやって見せてからでないと、お説法を信用しない[中里介山大菩薩峠|1913~41]

[由来] 「論語じん」の孔子のことば。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む