君子は義に喩り、小人は利に喩る(読み)くんしはぎにさとり、しょうじんはりにさとる

故事成語を知る辞典 の解説

君子は義に喩り、小人は利に喩る

立派な人物は、それが正義であるかどうかをすぐに考えるが、つまらない人物は利益になるかどうかとすぐに考える、ということ。

[使用例] そこがそれ、小人は利にさとるとかなんとかいって、目の前へ儲けてやって見せてからでないと、お説法を信用しない[中里介山大菩薩峠|1913~41]

[由来] 「論語じん」の孔子のことば。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む