デジタル大辞泉 「君子国」の意味・読み・例文・類語 くんし‐こく【君子国】 1 礼儀や徳義の厚い国。古代中国で、東方にあったとされる国。2 日本国の美称。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「君子国」の意味・読み・例文・類語 くんし‐こく【君子国】 〘 名詞 〙① 礼儀・徳義の厚い国。また、古代中国で、東方にあったとされる伝説上のそのような国。[初出の実例]「日本は神国君子国なるほどに唐を降参をさするぞ」(出典:足利本論語抄(16C)子罕第九)② 特に日本国についていう。[初出の実例]「唐人謂二我使一曰。聞。海東有二大倭国一。謂二之君子国一。人民豊楽。礼義敦行」(出典:続日本紀‐慶雲元年(704)七月甲申)③ 特に新羅(しらぎ)についていう。〔新唐書‐新羅伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例